こんにちは。食品工場従事者のサカイです。
本日の記事では、過去にニート経験ありで、現在食品工場で働いているサカイが、ニートを抜け出す際に行ったマインドセットについて実体験を基にお話しします。
サカイはニートだった頃
- このままずっとニートのまま人生終わるのかなぁ
- でも、親が死んだら…どうなる?
- あぁもう、鬱だわ
と毎日絶望しながら廃人のように生きていた時期がありました。
ニートという沼にハマると大変です。何が大変って全てが大変です。
ニートって毎日が休みでしょ?超楽じゃん?
と思う方もいるでしょうが、違います。毎日が苦痛です。不安です。メンタルを保つのが難しいです。
そしてなにより、ニートという状態から抜け出すこと。これが、本当に大変です。もう、バイオハザードの難易度マックスのハードモードで全クリするくらい大変です。
ニートを抜け出す際に大事なことは、マインドセットです。自意識をコントロールして客観的な視点を持ち、自分の中にブレない軸を持つことが大事です。
なんか抽象的でよくわからないですね。
具体的に言うと
- 理想と現実を把握する→大きな夢を持っていないか?
- 現実に目を向ける→現実を生きるしかないんや!
- 人間なんてみんな同じようなもの→人間の優劣なんて微々たるもの!他人は皆たいしたことない!
- 他人の目を気にしない→誰も自分のことなんて気にしてないぞ!だったらYOU自由にやっちゃえYO!
これらを、自分なりに深掘りしてマインドセットすればニート脱出の際に非常に役立ちます。
夢と現実
突然ですが、長渕剛の「Myself」という曲の中にこんな歌詞があります。
やりたい事と やりたくねえ事とが
思いどうりにいかなくて
「夢は何ですか?」と聞かれる事が
この世で一番怖く思えた
この一節はニートが抱える苦悩を代弁しているように思います。
サカイの十代の頃の夢は、芸能人になることでした。
当時はテレビや深夜ラジオが大好きでしたので、お笑い芸人になりたいなぁと漠然と考えていました。
あるいは、シンガーソングライターとかバンドとかでデビューするのもアリだな…なんて夢見ていました。とにかく、有名になりたいとガチで考えていました。
と、こういう風に書くと
夢が芸能人ってことは、学生時代はクラスの人気者で、トークスキルがあって、歌が上手くて楽器が弾けて。生まれ持ったスター性や何かしらの才能があった人なのかな?
と思うかもしれませんが
はっきりいって、オールナッシングです。ゼロです。むしろマイナスです。
クラスの最下層にすら属せず、友達もいないボッチ陰キャでした。
なのに、内に秘めた夢は芸能人なのでした(どうかしてるぜ!)。
では、これを読んでいるあなたに質問です。
夢は何ですか?
現実に目を向ける
夢が公務員や接客業などであれば、そのために必要なスキルを磨き、勉強し、どんどんトライしてゆけばOKです。
しかし、サカイのように夢が芸能人だったり、あるいは、ミュージシャンだったり宇宙飛行士だったり第二のスティーブ・ジョブズだったりアイドルだったりと、達成困難な夢の場合は現実に目を向けましょう。
だって…
冷静に考えて無理なものは無理なのですから。
大きな夢を持つと理想と現実のギャップに苦しめられます。ニートになると特に理想と現実のギャップが大きくなりすぎて、現実と向き合いたくなくなります。
大きすぎる夢はポイとゴミ箱に捨ててしまいましょう
きっと楽になるはずです。
人間なんてみんな同じようなもの
ニートは毎日家で働かずに過ごしています。なので、どうしても
普通に働いている人が自分より偉く感じてしまいます
全てにおいて、自分より優れているかのように感じてしまいます。
でも、実際問題そんなことはありません。
人間なんてみんな同じようなもんです。
年収200万円の人と年収800万円の人が居たとして、必ずしも年収800万の人の方が優れているとは言えません。
これは実話なのですが、サカイが現在働いている食品工場には前職(営業職)で年収1000万越えだった人がいますが、その人は超絶仕事が出来ません。
もちろん、営業一筋で働いてきた方が、まったくの畑違いの食品製造業という場に飛び込んできたので、初めは慣れないこともあるでしょう。
しかし、かれこれこの人は既に3年程働いています。まったく成長しません。毎日同じようなミスをし「この人はバカなのかな?」とイライラさせられています。
でも、彼は、前職では年収1000万越えなんですよね。
銭湯に行こう
人間なんてみんな同じようなものです。ニートも正社員も社長も大差ありません。
銭湯に行けばわかります。
銭湯は男湯の場合、40代から70代のおっさんがメイン層です。銭湯ですからみんな裸です。腹が出ていたりハゲていたりのおっさんパラダイスです。
でも、このおっさんたちのなかの何割かは確実に会社でそこそこの偉い立場の人たちです。
銭湯の駐車場の車を見ると
- レクサスやクラウンなどの国産高級車
- アルファードやエルグランドなどのミニバン
- 中にはアウディやベンツなどの高級外車
- もちろん軽自動車もたくさんあります。
銭湯にいるおっさんたちは、一様におっさんです。
頭にタオルを乗せ、お湯に浸かるおっさんに偉いも偉くないもありませんよね。
でも、実際は、
- レクサスやクラウンに乗るような社長のおっさん
- アルファードに乗る妻子持ちの部長のおっさん
- アウディに乗るガチ金持ちのおっさん
- 軽自動車に乗る庶民のおっさん
- 車を所有する金銭的な余裕のない貧乏なおっさん
様々なおっさんがいます
でも、裸になれば見分けがつきません。
ちょっと、考え方が変わりそうな気がしませんか?
ニートはまず食品工場で働こう
現在ニートでやりたい仕事がある人は、その仕事に就くために必要な勉強を毎日少しづつでも継続して毎日積み上げていくことが大事です。
時間はたっぷりあるのですから、ゆっくりでいいので毎日少しづつ前進していきましょう。
しかし、そんなニートは稀だと思います。多くのニートはやりたい仕事なんてないのではないでしょうか?
でも、いつかは働かないとなぁと漠然と考えていますよね。
そんなあなたにおすすめなのは食品工場で働くことです。
食品工場をおすすめする理由は4つあります。
1.面接で不採用にならない
食品工場は、特別なスキルや学歴が一切無くても入社できます。また、慢性的な人手不足なので、アルバイトやパートとしてなら面接で不採用になることはまずありません。
ニートにとって面接は恐怖ですが、不採用になる可能性がほぼゼロであれば安心ですよね。
2.パートのおばちゃんがメインだから安心
食品工場の従業員は、40代から60代の主婦の女性が多いので、人間関係も割と楽です。いわゆるパートのおばちゃんが多いので、基本男性従業員には優しくしてくれます。厳しいピリピリした上下関係はありません。
ま、若い女性が少ないのは残念ではありますがね。
3.大人しい人が多い
食品工場で働く人は大人しい人が多いです。活発で明るくてクラスの人気者みたいなタイプの方は食品工場にはいません。
クラスの人気者だった人やヤンチャ系の人と一緒に仕事をするのって苦痛です。でも、大人しい人が多い食品工場ではそのような心配はまずないです。
ただ、大人しい人でも嫌な奴はいます。
4.単純作業
ニート生活が長いと人とコミニュケーションを取るのが困難です。食品工場であれば、基本単純作業をひたすらするので、コミニュケーションは必要最低限で構いません。
与えられた作業をミスなく正確に丁寧にやること、これが新人に求められることです。挨拶と礼儀さえしっかりとしておけば「おお、この新人さん、なかなか良いね」という評価を頂けることでしょう。
詳しくはこの記事をお読みください

おわりに
本日はニートを抜け出す際にヒントとなるサカイ流マインドセットについて書きました。
ニートだからって別に劣った人間ではないのです。
むしろ
- 繊細で
- まともで
- 優しくて
- 人の心の痛みが誰よりもわかる
それが、ニートなのではないでしょうか。
そのような、心の優しい人はどんな職場にも必要な人材です。
実際に働き始めればわかりますが、みんな同じ人間です。大差ないです。大したことないです。いや、マジで。
マインドセットして気持ちを整えたら次に必要なことは求人票をたくさん見て情報を得ることです。
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