食品工場のすべて

食品工場で働く上で最も大事なことはパートのおばちゃんたちを味方にすることである

こんにちは。食品工場従事者のサカイです。

今回の記事では、食品工場で働く上で一番といっても決して過言ではないくらいに大事なことについて書きます。それはズバリ

パートのおばちゃんたちと仲良くする方法

についてです。

食品工場におけるパートのおばちゃんの地位

まず、食品工場というのはパートのおばちゃんたちで成り立っています。

これは決して大げさではなく事実です。

実際、食品工場の現場の従業員の7割はパートです。残りの3割が社員です。

もちろん、それぞれの食品工場で多少の差はあるでしょうが、大半の食品工場の現場はパートさんで占めています。つまりパートさんがいなければ食品工場は成り立たないのです。

パートさんの中には勤続歴20年越えのいわゆるベテランパートさんがいます。このベテランパートさんはそこら辺の社員よりも遥かに仕事ができます。もはや職人レベルです。

例えば、カップにパスタを180グラム盛るという作業があったとします。

普通の人は、カップにパスタを適量入れ、秤に乗せ、200グラムだったら20グラム取り除き180グラムにします。あるいは150グラムだったら30グラム足して180グラムにします。

しかし、ベテランパートさんは一発で180グラムジャストに盛るのです。すごい技術です。

いやいや、そんなの別にたいしたことなくない?

と思う方もいるかもしれませんが、

はっきり言って

これは凄いことなんです。

なぜなら、食品工場での生産量というのは膨大だからです。数千個から数万個の世界です。

180グラムジャストでパスタを盛るベテランパートさんは1個盛るのに5秒かかったとして、

普通の人はジャストで盛れないので15秒かかるとします。

3~4個だと大差はありませんが、千個あるいは一万個だと終了時間が大きく変わります。

また、ベテランパートさんはその会社の黎明期から苦楽を共にし、歩んできた存在ですので、

社長や取締役なんかとも対等な立場で会話ができます。

そこら辺の関係性を知らずに新入社員が、

俺は社員だからパートはベテランだろうが俺より下だ

と思い込み、パートさんたちに横柄な態度を取っていると確実に痛い目に合います。

ベテランだろうが新人だろうがパートさんは食品工場にとって非常に大事な人材です。

なぜなら、食品工場、引いては製造業全体に言えることですが、この業界は常に慢性的な人手不足だからです。求人募集をしてもなかなか人が集まりません。何人か採用できたとしてもすぐにやめてしまう方が多いです。

なので、とにかくパートさんを大事に扱うことでパートさんを確保することが求められます。

つまり

パートさんファースト

的な側面が強いです。

家庭の事情で残業ができないパートさんはもちろん残業しなくて構いません。

週に2日しか出勤できなくても構いません。

午後13時から16時までの3時間しか働けなくてもOKです。

食品工場側はなるべく融通を利かしてパートさんに働いてもらおうと試行錯誤しているのです。

食品工場におけるパートさんの重要性がわかって頂けたかと思います。

つまり、

「パートのおばちゃんと仲良くなること」=「食品工場での優位性」

に繋がるのです。

では次にそんなパートのおばちゃんたちと仲良くなる方法についてお話しします。

誰に対しても優しく接する

パートのおばちゃんと良好な関係を保つためにはパートのおばちゃんたちに優しく接すれば良いと考えるのが普通でしょう。

しかし、これだけではダメです。

ポイントは

誰に対しても優しく接すること

パートのおばちゃんには優しいけど、男性パートや自分より下の社員に対して理不尽に説教したり横柄な態度を取る男性社員は案外多いです。

女性はそういうところもしっかりと見ています。

恋人同士でレストランに行ったとき彼氏が店員に命令口調の横柄な態度だったら、いくら自分には優しくても彼女はドン引きしますよね。

女性が最も嫌う男のタイプの一つと言えるでしょう。

食品工場とは小さな空間のなかの閉ざされた世界ですので、些細なうわさもあっという間に拡散されます。

誰に対しても誠実に優しく接すれば女性パートさんからの信頼も厚くなるでしょう。

女性として扱う

パートのおばちゃんと言っても一人の女性です。

やはりレディファーストの心持は大事です

なにか重いものを運んでいたら代わりに持ってあげましょう。

何か物を落としたり、怪我をしそうな場面があれば

  • 「大丈夫ですか?」
  • 「気をつけてくださいね」

と声をかけましょう。

また、パートさんが退社するときの私服姿がオシャレだったり綺麗な服を着ていれば褒めましょう。

「その服いいですね」

程度の些細な一言で十分です。

こういった些細な一言を言えるかどうかでパートさんからの印象はガラリと変わります。

話を聞く

基本的におばちゃんというのは話好きです。

息子の嫁の愚痴や健康の話などに対して、率先して会話に参加しましょう。

サカイは子供の頃、母親の井戸端会議の話を聞くのが割と好きだったので、おばちゃんたちの話は全く苦ではなくむしろ楽しいです。

日ごろから他愛もない会話ができる関係性を気づくことはとても大事です。

サカイ

以上の3つを実践していれば、サカイのように昼休休みにパートのおばちゃんたちから大量のお菓子を頂くことができるよ!

まとめ

パートのおばちゃんたちと仲良くなることのメリットは、

あらゆる面で味方になってくれる

ことです。

サカイが困っていることがあれば、すぐに駆け寄ってきて助けてくれます。何かミスした時にもフォローしてくれます。

サカイが上司に理不尽に怒られたときは

「そんな言い方はないんじゃないの?」

とその上司に反論してくれます。

食品工場はパートさんで成り立っています。

パートさんと仲良くなり、味方になってもらうというのは

食品工場でうまく生きていくための処世術

とも言えるでしょう。

これから食品工場で働く方はぜひ参考にしてみてください。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございましたー。

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ABOUT ME
サカイ
24歳からコンビニ系の食品工場で6年程パート勤務。その後、転職し冷凍食品系食品工場で正社員として働いています。食品工場で実際に働くリアルなキモチを執筆しています。 サカイのツイッターはこちら

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