こんにちは。食品工場で働き始めてかれこれ15年のサカイです。
なんだかんだで、サカイは長いこと食品工場でずーっと働いています。
一般的に食品工場で働くことは
きつい
と思われています。
では、そんな「きつい」環境下で15年もの間、毎日働き続けているサカイは忍耐強いのかと問われれば、決してそんなことはありません。
むしろ、
メンタルは弱めです
大学は留年してますし
留年したくせに就職活動を全くしないままニートになりましたし
はっきり言ってダメ人間です。
そんなサカイが食品工場で15年間働いてこれた理由は、
ぶっちゃけ食品工場は「楽だから」です
というわけで、本日の記事では「きついと言われる食品工場が実は楽な理由3選」と題して食品工場の仕事の楽なところを3つ紹介します。
これから食品工場で働こうかなーと考えている人で
でもさぁー、食品工場ってきついんでしょ?
と思っている方はぜひこの記事を最後まで読んでみてくださいね。
1.究極のルーティン作業だから
きついと言われる食品工場が実は楽な理由 の一つ目は
究極のルーティン作業だから
です。
グーグルで食品工場と検索すると関連ワードとして上位に「きつい」が表示されます。
他に「地獄」というワードも出てきます。
「きつい」「地獄」が関連ワードとして出てくる業種が楽なわけない!
とあなたは思うことでしょう。
このことについては過去記事「「食品工場はきついのか?地獄なのか?」」でも書いているのでお時間があればお読みください。
なぜ食品工場の仕事はきついと思われているのか、というと
究極のルーティン作業だから
いわゆる単純作業です。
同じことをずっとやり続けることが「きつい」と感じる方にとっては確かに地獄でしょう。
こればっかりは、性格による向き・不向きがあるので残念ながらどうしようもないことです。
ただ、ここでちょっとだけ考え方をスライドさせてみましょう。
違う視点から「ルーティン作業」というものを眺めてみると
こんなに楽なことってないんですよ。
だって、同じことをひたすらやっていればそれで良いのですから。
- 他の誰かとコミニュケーションをとって
- 情報を共有し合って、
- 時にはディスカッションして
- 周りに気を遣って
みたいなのは基本ナシです。
ひたすら目の前の作業をこなす。これだけでOK。
作業自体は毎日やっていれば自ずと熟練度が上がってきますから、何か他に考え事をしていても自然と手が動くようになります。
- 次の休み何しようかな?
- 今日、帰ったら何食べようかな?
趣味について考え事したり、自由に妄想を巡らせても、手は勝手に動くようになります。
体の動かし方も無駄な動きが減り、疲れにくくなります。
そうなれば、しめたものです。
さらに楽になります
また、ライン作業中は、多少のおしゃべりが許容されています。ですので、周りに気心の知れた人が居れば、世間話でもしながら、楽しく仕事が出来ます。
もちろん、おしゃべりが原因でミスをすれば厳重に注意されます。

コロッケを揚げるだけ
ドラマや映画のワンシーンで描かれる仕事の風景といえば、どのような場面を思い浮かべますか?
ドラマで描かれる仕事風景といえば…
男性はビシッとスーツを着て、女性はヒールを履いてキャリアウーマン。
都会の高層ビルの広々とした洒落たオフィスでPCに向かってカタカタ。
大きな会議室。大勢の前でパワーポインターでプレゼンしたり、取引先と商談。
こういうの、なんかキラキラしてますよねぇ。
でも、上記のようなホワイトカラーな仕事って実際のトコロめっちゃ大変だと思います。
サカイはPCのスキルはないですし、あがり症なので大勢の前でプレゼンなんてできないですし、口下手なので営業も無理、営業ノルマなんてあったらきっと気が病むでしょう。
その点、食品工場は楽です。
だってコロッケをひたすら揚げてればいいのですから!
あがり症のサカイでもコロッケはあがらず揚げられます。ひたすらコロッケを揚げていればお金がもらえるのです。
何を言っているんだと笑う方もいるでしょう。
でも、何度でも言います
コロッケを揚げるだけでいいんです。
ひたすらコロッケを揚げるだけです。
こんな楽な仕事ないでしょ!
「コロッケ」はあくまでも一つの例です。サカイが言いたいのは、ルーティン作業ってのは気が楽だよってことです。
もちろん、
- 一流大学を卒業して
- 高度なスキルがあって
- コミニュケーション能力があって
- 鋼のメンタルの持ち主
このような人は、一流企業でバリバリ仕事をしてガンガン稼げば良いと思います。
でも、そうではない人もサカイを含めて世の中にはたくさんいます。否、むしろそういう人の方が多いです。
食品工場で働いていると、
- デザイナー
- エンジニア
- IT企業に勤めている方
- 弁護士
このような技術職や金持ちそうな職種の人に対して羨望や負い目を感じてしまいがちです。
しかし、あえて、サカイは叫びたい。
「食品工場LOVE」と!
単純作業の中にもクリエイティブがある
「究極のルーティン作業だからこそ楽なんだ」
「特別なスキルがなくてもコロッケを揚げるだけだから楽」
と、このように書くと
いやいや、でもさー、そんな仕事つまらないじゃないか!
さすがに、毎日同じ作業では、やりがいがないじゃん!
という声がきっと上がることでしょう。
言いたいことはわかります。
もっとクリエイティブな仕事じゃないと、つまらないよ!
ということですよね。
結論から言うと、
食品工場の全ての作業にはクリエイティブが存在します。
というか、どんな単純作業にだってクリエイティブは存在します。
むしろクリエイティブが介在する余地のない仕事なんてこの世にないです。
ただ、
仕事をする人間側にクリエイティブをする意思がなければクリエイティブは存在しません。
陶芸家は単純作業?
クリエイティブな仕事と言えば「伝統的なものづくりの職人」なんかが代表例でしょう。
例えば陶芸家はめっちゃクリエイティブなイメージですよね。
でも、考え方を少しズラしてみると
陶芸家って陶器をひたすら作り続けているだけじゃね?
つまりは単純作業とも言えます。
しかし、陶芸家に向かって
「あなたの仕事は単純作業ですね」なんて言う人はいません。
なぜなら、陶芸家には、技術や創造性や鍛錬や芸術性が必要だからです。
でも、これって食品工場の仕事でも根本は同じなんです。
食品工場の作業でも
- 「どうしたらより良くなるだろう?」
- 「もっと正確にするにはどうすればいいのだろう?」
- 「改善点はないか?」
- 「よりスピーディーに」
- 「スピーディーかつ丁寧にしたい」
- 「この感覚を覚えておこう」
- 「このリズムだと上手にできる」
- 「もっと視野を広くしたほうがやりやすい」
などなどを考えながら取り組めば、自ずとクリエイティブになっていきますし、奥深いものになり得ます。
- 食品工場の作業なんてダサい。
- 陶芸家はカッコイイ。スゲー
価値観は人それぞれなので否定はしませんが、物事を表面(ラベル)からでしか見れない人にはなりたくないものです。
野球のバットの素振りの練習も、一見、単純作業に見えるけど絶対クリエイティブですよね。
ねえねえ、サカイ。クリエイティブって何ー?
まとめ
本日の記事では「きつい」と言われがちな食品工場ですが、考え方を少しスライドさせれば、
いや、むしろ楽じゃね?
となるよって話と
どんなに単純作業でも取り組む姿勢によっては
クリエイティブなお仕事になり得るんだよ
という話でした。
ただ、クリエイティブな仕事にするか、つまらない単純作業にするか、は本人の意識次第です。
今回の記事が、これから食品工場で働こうと考えている方にといって少しでも参考になれば幸いです。
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