食品工場のすべて

【服装が特殊?】食品工場で働く時の作業着・ユニフォーム・服装について食品工場従事歴15年のサカイが解説します【作業着の洗濯頻度は?】

こんにちは。食品工場従事者のサカイです。

本日の記事では食品工場での服装について書きます。これから食品工場で働こうと考えている方はきっと

  • 食品工場で働くときはどんな服装なんだろう?
  • 普段着でもいいのか?
  • 食品工場独自の服装のルールはあるのか?
  • 帽子が特殊って聞いたけどどんな帽子なの?

など疑問を感じておられるのではないでしょうか。

今回の記事では食品工場で働き始めてかれこれ15年のサカイが「食品工場での服装」をテーマにお話しします。

食品工場での服装はこれだ↓

食品工場での服装はズバリ上の画像のような感じです。日本全国どこの食品工場でも基本的に上のようなユニフォーム(作業着)を着用して作業します。

つまり

食品工場では私服で作業はできません。

では、食品工場のユニフォーム(作業着)の説明をします。

食品工場の帽子は特殊です

食品工場では頭をすっぽりと覆う帽子を被ります。この帽子のなかに実はもう一枚帽子を被っています。

それはインナーネットというものです。

これは髪の毛がはみ出ないようにするためのものです。

工場によってはインナーネットのなかにさらにヘアーバンドをする場合もあります。

なぜ、ヘアーバンドをするのかというと、これもやはり 髪の毛がはみ出ないようするためです。

大事なことなので何度も言います。髪の毛がはみ出ないようにするためヘアーバンドやインナーネットを被ります。帽子を

ヘアーバンド→インナーネット→帽子

3段構えで厳重です。なぜこんなに厳重にするかというと毛髪の異物混入を防止するためです。

「毛髪による異物混入」は食品工場が頭を悩ませる永遠のテーマです。

食品工場は毛髪によるクレームを撲滅したいと

本当に本当に本当に必死なのです

だって、食べ物の中に髪の毛が入っていたら消費者として不快ですよね。サカイだってお店で出された食べ物の中に毛髪が入っていたら店員に文句をきっと言うでしょう。で、その店にはもう行かないでしょう。

人間の抜け毛は一日に約100本だそうですから、これを防ぐのはなかなか大変です。

故にヘアーバンド→インナーネット→帽子という厳重な3段構えとなっているのです。

髪が長い方はゴムで結び、髪が帽子からはみ出ないように鏡でチェックしながら被りましょう。

帽子の着用方法についてはこちらの記事でさらに詳しく書いてますのでどうぞ

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上着とズボンについて

食品工場で着用するユニフォーム(作業着)の上着は前をチャックで閉めるタイプの服が多いです。

ズボンはシンプルな形状です。ユニフォームの生地は薄くて通気性の良い素材で作られています。

色は基本的に白が多いです。

普段着で白だと汚れが目立ちやすいのがデメリットですが、食品工場では汚れが目立ちやすい白がメリットとなります。

常に清潔な状態を保つためにも白である方が便利なのです。

下着のラインははみ出ません

白のズボンだと下着のラインが出てしまうのでは?

と女性の方は気になると思います。

これに関しては心配ありません。

下着の部分は生地が厚手になっているので、心配ご無用です。

誰が誰だかわからないこともある。没個性的

食品工場のユニフォームは没個性的です。

基本、目元しか露出しませんので、同じ体系の人同士だと時々区別がつかなくなります。

サカイは食品工場で15年働いていますので、毎日食品工場の作業着を格好を着用していますが…正直今でも好きになれないですね。

サカイはファッションにあまり興味はないタイプですが、そんなサカイでも、もうちょっとカッコイイユニフォームにならないものか?と思います。

若いオシャレ好きな女性のなかには食品工場のユニフォームを嫌う人も多いようです。
サカイの周りにも「食品工場のユニフォームを着るとテンションが下がる」という女性はたくさんいます。

化粧はOKですが、マツエクやピアスなどはしてはいけませんので、オシャレはあまりできません。

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温度調節は必須

食品工場のユニフォームの生地は薄いです。なので、なかのインナーの工夫が大事です。

基本的にインナーは何を着ても構いません。

夏場であればTシャツが良いでしょう。

冬場は長袖のヒートテック。ズボンの下にはタイツ。厚手の靴下を着用し防寒対策をしましょう。

食品工場では冷蔵庫や冷凍庫のなかでの長時間の作業もあります。

そのような場合は季節に関係なくインナーを工夫して体調管理することが大事になってきます。

ユニフォームの洗濯について

食品工場のユニフォームは自宅で各自洗濯をします。食品工場は清潔な衛生区域での作業なので、ユニフォームもそれほど汚れないのでは?と思う方もいるでしょうが、大間違いです。めちゃくちゃ汚れます。

箱詰めや仕分けなどの部署であれば、そこまで汚れませんが、調理部門は非常に汚れます。

夏場は滝のように汗をかきますので毎日洗濯します。

冬場は月曜日から金曜日まで仕事だったとしたら水曜日に一度洗濯するくらいですかね。

洗濯の頻度は個人に任せられていますが、あまりにも汚い状態ですと注意されますので気をつけましょう。

ユニフォームを洗濯する際に気をつけること

家庭で洗濯する場合は、ユニフォームは単独で洗濯しましょう。

他の衣類と一緒に洗濯すると毛髪や他の衣類の繊維などが付着しますので単独で洗濯することが望ましいです。

家族が多くて単独の洗濯が難しい場合は、洗濯ネットにいれて洗濯すると良いでしょう。

洗濯後はコロコロをかけよう

洗濯後はできれば、コロコロでローラーがけをしましょう。

というのも、

食品工場で毛髪混入の危険性が最も高いのは休み明けの月曜日なのです。

なぜなら、休日にほぼすべての従業員たちが家で洗濯をして、ユニフォームに毛髪が付着した状態で工場に出勤するからです。

もちろん、工場に入室する際はローラーがけをしますし、作業中にも定期的にローラーがけをしますが、それでも、防ぎきれません。

自宅で各自がコロコロをする。これ、重要です。

まとめ

食品工場の服装はユニフォームを着用しての作業となります。帽子の中にはさらにインナーネットやヘアーバンドを着用し毛髪が出ないように徹底します。

目元だけが出るユニフォームなので没個性的です。正直ファッション的にはダサいですが、仕方がありません。白のズボンですが下着のラインは出ないように加工されていますので女性の方でも安心です。

洗濯は自宅でします。食品工場なのでユニフォームは衛生的に保つようにしましょう。洗濯後はできればコロコロをかけ、毛髪などを事前に除去しておくことが望ましいです。

というわけで本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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ABOUT ME
サカイ
24歳からコンビニ系の食品工場で6年程パート勤務。その後、転職し冷凍食品系食品工場で正社員として働いています。食品工場で実際に働くリアルなキモチを執筆しています。 サカイのツイッターはこちら

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