ニート脱出記

ニート時代に通ったハローワークについて食品工場従事者サカイが語る/ハローワークの必要性は?

こんにちは。食品工場従事者のサカイです。

本日の記事ではサカイがニート時代に通っていたハローワークについて書きます。

現在ニートの皆さんは、

「ハローワークってどんなところなのか?」

「ニートがハローワークに行って嫌な思いはしないのか?」

など何かとハローワークというのは気になる存在ではあると思います。

というわけで、サカイがニート時代に実際に体験したハローワークでの出来事について今回の記事では書きます。

ハローワークに行ったという事実のために

サカイはニート時代、だいたい2日に一回のペースでハローワークに通ってました。土曜日と日曜日は閉まっているので、曜日で言うと、月曜日と水曜日と金曜日に通っていました。

「えっ!?、ハローワークってそんなに通わないとだめなの?」

と思ったあなた、正解です。

そんなに通う必要はありません。

では、なぜ、サカイはそんな頻繁に通っていたかというと、当時は実家暮らしだったので、ずっと家に閉じこもっていると親に対して引け目を感じてしまうからです。だから、とりあえず、「ハローワークに行った」という事実が欲しかったのです。

家からハローワークまでの距離は遠くて、徒歩だと1時間45分くらいかかるのですが、サカイは交通機関も使わず、自転車にも乗らず、徒歩で通っていました。

実に往復で3時間です。ハローワークでは求人を閲覧して気になった求人票を印刷してカバンに入れます。そして帰ります。

帰宅途中にあるブックオフに寄り1時間くらい立ち読みをします。そうするとトータルで5時間程度は時間がつぶれます。朝の10時に出かければ、帰りは午後の3時くらいになります。午後の3時であれば、こちらとしては

「もう今日のノルマオッケーでしょ!」

ってな感じです。

家に帰宅し、親から「なにか良い求人あったかい?」と質問され「なかった」と素っ気なく返答するサカイ。

そもそも、「何か良い求人があった」ところで面接なんて受ける勇気なんてないわけだけど、そんな自分を自分で見ないふりをして、毎日を過ごしていました。

こんな感じで、ハローワーク通いの日々が続いていた、そんなある日のこと。いつものように求人を見て何枚か求人票を印刷し

「さて本日も一仕事終わったぜ。帰りにブックオフでジョジョの続きを立ち読みしよう」

と帰ろうとしたところ、ハローワークの係員に話しかけられた。

ハローワーク係員「どんなお仕事探してます?就職の相談やってますのでお話ししませんか?」

「いや、別に就職なんてする気ねーし、時間つぶしで来てるだけなんだけどな」と思いつつも元来断れない性格のサカイは

「じゃ、ちょっとだけなら…」

ハローワーク職員Kさんおすすめの求人を断り続ける日々

ハローワーク職員の誘導によりハローワークの奥に通され、後にサカイの担当者となる40代前半くらいの小太りの女性、Kさんとお話しすることになった。

Kさんとこれからの就職プランやサカイの現状について話した。

いずれ就職はしたいが、焦ってはいない。車はないので家から近い職場が良い。給料は安くても構わない。サービス業は性格的に無理だと思う。

…などなどいろいろと話した。

ある程度話し終わった後、Kさんは「3日後の10時にまた来てください」と言った。「それまでに、サカイさんに合いそうな求人を探しますから」と。

「わかりました」と言いつつもサカイは内心困った。だって就職する気なんてないのだから。

3日後。いつものように1時間半かけてハローワークに行き、まずは求人を自分で閲覧してからKさんのもとへ行く。Kさんは求人を5つくらい用意してくれていた。それを一つずつサカイに丁寧に紹介し、その都度「どう?」と尋ねてくる。

サカイは「・・・う~ん」と困った顔をする。

Kさんも困る。

そして次の求人を丁寧に紹介し

「どう?」

サカイ「・・・う~ん」

これの繰り返しである。

じゃ、また3日後に来てくださいとなるが、その後も

Kさん「どう?」
サカイ「・・・う~ん」

が延々と続く。

実に不毛である。
結局そんな繰り返しが3~4か月くらい続いた。

Kさんに見放される

Kさんは僕が一向に面接を受ける気配がないものだからだんだんと呆れてきているのがサカイにもわかった。そりゃそうだ、Kさんだって、仕事とはいえ、わざわざサカイに合いそうな求人をいくつかピックアップして 僕に紹介しているのだ。

でも、 サカイは毎回「・・・う~ん」と求人票だけ受け取って帰るのだから、たまったものじゃないだろう。

そんなある日、Kさんはとても言いにくそうな面持ちでサカイに行った

「面接が怖いのかな?」

と。

「面接が怖いのか」

…だと?

なるほど、ね

まぁ、そうなるよね

うん、わかる、わかるよ


でもさ、Kさん

・・・・・・うっせいわ!!

もちろん「うっせいわ」なんて言葉は発さなかったけど内心「うっせいわ。黙れよ」って感じでしたね。「お前に俺の何がわかるんだ。バーカ」ってな感じですよ。

「これからは、サカイさんが自分で求人を見て、面接を受けたい会社があればお気軽に声をかけてください」とKさんに言われた。

「いやはじめからそーしたかったんですけど」と思いつつも「わかりました」と、か細い声でサカイは言いKさんとの対話の日々はひとまず終了しました。

ニート時代は幸せだったとは言えないが、別に悪くもなかった

その後も2日に一回のペースでハローワークには通い続けました。でも、結局は、書店で売っているアルバイト情報誌の求人から食品工場のフルタイムパートで働き始めることになった。詳しくはこの記事をどうぞ。

食品工場のフルタイムパートでニートを脱出しよう/食品工場がおすすめな理由7選を紹介 こんにちは。食品工場従事者のサカイです。 本日の記事では、元ニートのサカイが、「食品工場のフルタイムパート勤務でニートを脱出しよ...

この記事でも書きましたが、二-トを脱したきっかけは、結局お金が尽きたからでした。当時は実家暮らしだったので、家賃や食費はかかりませんでした。

学生時代に貯めた、50万程度の貯金を切り崩しながらの生活でしたが、ニート生活が1年半ほど経過し、お金が尽き「こりゃもう働くしかない」と観念しニートを脱しました。

もし、お金がもっとあったらその分だけニート生活は長引いていたと思います。

当たり前だけど、金が無かったら働かなくてはならない。

ニートが成り立っているのはお金があるからだ。ニートという言葉が登場する以前はパラサイトとか言われていたけど、要は親がいるからこそニート生活出来るわけで、親が死んだらニート生活もそこで終了する。

「親のすねをかじる」という言葉があるが、「かじれるすね」があるというのは、ある意味幸せなことなのかもしれない。

ニート生活が成り立っている時点で幸せなのかもしれないと、今になってサカイはしみじみ思います。


サカイは1年半もの間ハローワークに通い続けたにもかかわらず、結局はアルバイト情報誌の求人から応募し面接を受け働き始めました。でもハローワークに頻繁に通った日々は決して無駄ではありませんでした。

なぜなら、ハローワークにわざわざ行って求人を閲覧するという行為が非常に些細なことではありますが自分の中でスモールステップになっていたからです。

はっきりいってニート時代に求人なんて見たくないんですよ。もうね、本当に嫌なんです、求人なんか。

でも、見ることで、現実と向き合う時間が多少ですが持てたのです。いくらでも現実逃避でき放題なニート時代にあえて、求人を見るというのは大切なことだったと思います。

ハローワークに行かなくてもネットで求人を見ればオーケー

これを読んでいるニートの皆さんで「ハローワーク」に行くのはハードルが高いと感じている方はまずはネットで求人を見ることをお勧めします。

1日10分でもいいからネットで求人を見るだけでも確実にスモールステップとなります。

サカイのおすすめは「リクナビNEXT」です。

求人数がめちゃくちゃ多いですし、「グッドポイント診断」というのをすれば、本格的な自己分析が出来ます。自分がどんな仕事に向いているのかがわかります。

さらにはあなたの性格を分析した上で、おすすめの求人をメールで紹介してくれます(Kさんいらず)。

実際に面接する気はなくても、これらに目を通すだけで、小さくはありますが確実に一歩は踏み出せるはずです。というか、求人を見ている時点で踏み出せてます。

ちなみに、サカイは現在の職場に大きな不満はないので、転職するつもりはありませんが、「リクナビNEXT」には一応登録はしています。やっぱり、今のところより良さげな就職先があれば、そりゃ転職したいですからね。

というわけで、本日はサカイのニート時代に通ったハローワークでの思い出についてでした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT ME
サカイ
24歳からコンビニ系の食品工場で6年程パート勤務。その後、転職し冷凍食品系食品工場で正社員として働いています。食品工場で実際に働くリアルなキモチを執筆しています。 サカイのツイッターはこちら

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