食品工場のすべて

食品工場勤務者の平均年収はどれくらい?正社員、フルタイムのパートタイマー、扶養内で働く主婦のパート、それぞれの平均年収をお教えします。

こんにちは。食品工場従事者のサカイです。

本日の記事では、食品工場の平均年収について解説します。

これから食品工場で働こうかなー、と考えている方にとって

「食品工場で働くと一体どれくらい稼げるのか?」

については、一番関心のある部分なのではないでしょうか?

正社員として、パートとして、と様々な立場で実際に働いてきたサカイの経験を踏まえながら食品工場勤務者の平均年収についてお話しします。

食品工場の仕事の平均年収 ~正社員~

正社員の平均年収を、グーグルで調べてみたところ

390万円

出典 求人ボックス給料ナビ

約370万~380万円
(ただし東京は約452万円 沖縄県で263万円と地域により差があり)

出典 GROP

とのこと。

実際に食品工場で働いているサカイが見ても、上記のデータは正しいと思います。

現在の日本の平均年収の中央値は437万円ですので、他業種と比較すると、食品製造業は少し年収が低めということになります。

ちなみにサカイの年収は?

サカイは賃金の低い地方の田舎の食品工場で働いています。現在勤めている食品工場はハローワークの求人から応募し、働き始め、今年で6年目です。現在は係長職。

で、そんなサカイの現在の年収は360万ほどです

人それぞれ価値観は違います。「多い」あるいは「少ない」と感じ方は人それぞれでしょうが、サカイは個人的には満足しています。

食品工場は他業種と比べて比較的簡単に入社できます。サカイは現在の食品工場で初めて正社員として働き始めました。

つまり、「職歴なし」の状態で現在の食品工場に入社することが出来たのです。

同業他社への転職は有利?非正規雇用から正社員への転職はメリットしかない/食品工場従事者・サカイの転職体験談こんにちは。食品工場従事者のサカイです。今回の記事ではサカイが転職した時のお話をします。サカイはコンビニ系食品工場でパートとして6年働き退職。その後、冷凍食品系食品工場に正社員として入社しました。実は、サカイは食品工場で働くことが嫌になって退職しました。なのに、転職した先は同業種である食品工場。嫌なはずの業界になぜまた戻ったのか…。今回はサカイの転職経験について書きます。食品工場をはじめとする工場系の転職を考えている方の参考になれば幸いです。...

1年目の年収は280万ほどでしたが、この6年間で平社員→主任→係長となり、去年の年収が360万です。

この伸び率を考えれば決して悪い数字ではないように思いませんか?

食品工場は出世しやすい

食品工場は、他業種と比べて平均収入が低いし、自分から率先し

「食品工場で働きたい!」

「食品工場で働くことが夢だ!」

という人はかなり少数派でしょう。

つまり、食品工場で働いている人で、

「やる気でみなぎっている」

という人はあまりいないのです。

裏を返せば、ちょっとの頑張りで評価されます。

元気よく返事をして、テキパキ効率よく動き、一生懸命に仕事をしていれば

あっさり出世できます。

これって、食品工場で働く上でのメリットと言えます。

どんなに小さな会社だって、役員レベルまで出世すれば、日本の平均年収の中央値である437万円以上は確実に稼げます。

なので、他業種と比較して平均年収が少し低いという事実はそれほど大きな問題ではないと言えるでしょう。

フルタイムのパートで働いた場合の年収

食品工場でフルタイムのパートとして働いた場合の年収は、その地域の時給額にもよりますが、

おおよそ

190万~230万程度

でしょう。

40万円もの大きな開きがあります。これはなぜかと言うと、

「残業」と「夜勤」

がどれくらいあるかによって年収が変化するからです。

たくさん残業のある食品工場で、尚且つ24時間稼働している「夜勤アリ」の食品工場であれば230万程度は行くでしょう。

サカイがフルタイムのパートで食品工場で働いていたころの年収はちょうど200万程でした。当時の時給は750円程度と安かったですが、残業も結構していました。

なので、

こんなにがっつりと働いて200万かぁ~

と正直不満でしたね。

ただ、パートは正社員と比べて責任が軽いのでキモチ的には余裕がありました。

なんか理不尽なことを言われたらソッコーでやめてやる!

という気持ちで働いていましたので、ストレスとは皆無でしたね。

主婦(あるいは主夫)が扶養内で働く場合の年収

扶養内の場合は年収を

「103万円」か「130万円」

に調整するのが一般的です。

103万円というのは学生などのアルバイトの場合でも、調整が入ることがあるので、知っている方も多いと思います。

給与収入が103万円を超えると所得税の納税義務が生じます。逆に言えば、103万円以下だと税金がかからないという天国のような素晴らしい制度です。

故に、103万円というボーダーラインが大事になってくるわけです。

給与収入が130万円以上になると社会保険に加入する義務が発生します。つまり、扶養から外れてしまいます。103万円以上を超えた時点で所得税は発生してしまいますが、27万円分世帯収入は増えます。税金や勤務日数など勘案事項はありますが、ギリギリ働き損にならないラインが130万円です。

サカイが勤める食品工場でも主婦のパートの皆さんの多くは130万円をボーダーラインに調整を入れてます。

まとめ

本日の記事では食品工場の仕事の年収について書きました。

まとめると

  1. 食品工場の正社員の平均年収は約370万~380万円
  2. ただし東京は約452万円、沖縄県で263万円と地域により差がある
  3. 他業種と比較すると年収は低め
  4. とはいえ、食品工場は出世しやすいので給与も上がりやすい
  5. フルタイムのパートは190万~230万程度
  6. ガッツリ働く割には少な目
  7. 主婦のパートタイマーは税金の関係で年収を103万円あるいは130万円で調整する

とこんな感じです。

食品製造業という職種に興味のある方の参考に少しでもなれば幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございましたー!

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ABOUT ME
サカイ
24歳からコンビニ系の食品工場で6年程パート勤務。その後、転職し冷凍食品系食品工場で正社員として働いています。食品工場で実際に働くリアルなキモチを執筆しています。 サカイのツイッターはこちら

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