食品工場のすべて

【これから食品工場で働く女性の方必読】食品工場の初日の作業内容、仕事内容、について詳しくお教えします?入社初日の具体的な流れを予習しておこう!

こんにちは。食品工場従事者のサカイです。

今回の記事では、これから食品工場で働く方女性の方に向けて、主に食品工場での初日の流れを具体的に説明していこうと思います。

まずは事務所へ

まずは約束の時間までに会社に向かいます。はじめに事務所に行きます。面接の際に一度、会社を訪れている方は、建物の間取りはだいたい把握できていると思います。

注意すべきは

食品工場内に入ってはいけません

まずは事務所に向かいます。食品工場内は衛生区域ですので注意です。工場によってはわかりにくかったりするので気をつけましょう。

大抵の場合、約束の時間に事務所に顔を出せば「お待ちしておりました」と言わんばかりにすぐに事務所の方が丁寧に対応してくれるはずです。

しかし、大きな食品工場の場合はなんせ従業員が多いです。またやめる方も多いです。なので事務所の方も、従業員の方すべての顔を把握していないことがあります。なので、事務所の方のリアクションが薄い場合はこちらから名乗ったほうが良いでしょう。

サカイ

はじめて会社の事務所に顔を出すのって緊張しますよね。

担当社員から説明を受ける

事務所の方が工場に内線をかけます。

内線を受け工場からやってきた担当社員が大抵の場合これからお世話になる方になります。いわゆる直属の上司です。

まずは、食品工場に入室する際のユニフォームを渡されます。制服の着方(工場によっては着る順番も指定されています)や帽子の装着方法の説明を聞き着用します。

会社にもよりますが、品質管理担当者から食品工場で働く上での基本的なルールについてのお話があります。あるいは、衛生管理マニュアルのビデオを視聴する場合もあります。手の洗い方やローラーのかけかた、工場に持ち込んではいけないものなど基本的な説明を受けます。

ここまでで、だいたい1時間ほど経過します。

食品工場へ入室

入室したらまずは担当部門の持ち場まで案内されます。大きい工場であれば余裕で迷子になりますので、道筋はだいたい覚えておきましょう。

また、担当部門までの持ち場の途中ですれ違う従業員にも挨拶しておくほうがベターです。食品工場内での挨拶の浸透度というのは、工場によって大きく違います。「挨拶という文化がないのかな?」と思うほど挨拶のない工場もなかにはあります。

仮にそういう工場だったとしても、初日だし新人だし挨拶はして損はないでしょう。

担当部門の部屋に着いたら担当社員の方があなたを紹介してくれ、自己紹介という流れになります。それまでお世話してくれ、それなりにコミュニケーションも取り仲良くなったであろう担当社員は「じゃ、後は○○さんお願いね」ってな感じで去ってしまいます。「えっ、どっか行っちゃうの?」とあなたは思うかもしれません。

で、この○○さんというのが、いわゆるボス猿的パートリーダーなのです。

ボス猿的パートリーダー

説明しよう。ボス猿的パートリーダーとは、超ベテランパートさんで、20~30年前から務めている推定60歳のおばちゃんだ。食品工場で一番多くの従業員が所属するライン部門を実質統括し、気が強く、誰も逆らえない。パートだが、そこら辺の平社員よりも権力があり、その権力は工場長に匹敵する。

ライン部門は圧倒的に女性が多いので、いわゆる女同士のややこしいトラブルなどが存在する。そこら辺の問題の解決に男性社員は手を焼くが、ボス猿的パートリーダーの前では無に帰す。圧倒的カリスマ性と孤高の存在感を有しているのだ。

はっきりいって、担当社員よりもボス猿的パートリーダーに気に入られるか気に入られないかの方がよっぽど大事です。ここは、女性がパートとして食品工場で働く場合、大事なポイントです!

ひたすら作業

食品工場の仕事は、基本、ひたすら手を動かし続ける単純作業です。周りの先輩方は黙々と集中して作業をしているでしょう。しかし、先輩方は作業をしながらも、あなたのことを見ています

新人さんというのはやはり注目の的になります

露骨には見ないでしょうが、みんなあなたのことを気にしています。

なので「ミスをしたのにごまかした」とか「作業ペースが少し遅くなった」とか些細なことでも見抜かれています。だからと言って怒る人はいないでしょうが、周りの先輩方は何年も毎日同じ作業をしているプロフェッショナルな方々ですので、そこは注意しましょう。

「残業できません」とはっきり言おう

慣れない仕事なので疲れもたまりやすいです。なので初日は早めに帰らしてくれたり、作業が残っていても定時で帰らしてくれる場合が多いです。あと、これは本当に大事なことですが、残業をしたくない方、あるいは諸事情によりできない方は必ず面接の際にはっきりと

「残業はできません」と言いましょう(←超重要)

残業できなくてもパートさんであれば何ら問題ありません。なんせ製造業は慢性的な人手不足ですから、普通に働いてくれているだけで貴重な存在なのです。

タイムカードを押すタイミング

作業が終わったら、工場から出る前にエプロンや長靴やアームカバーなどを洗います。工場を退室しタイムカードを押し着替えます。細かいことですが、着替える前にタイムカードを押すのが基本です。着替え終わって帰る直前にタイムカードを押すのはあまり推奨されません。出社するときも基本は制服に着替えてからタイムカードです。

お疲れ様です

タイムカードを押したら、無事、食品工場従事者としての記念すべき一日目が終了です。お疲れ様です。

終わりに

というわけで、本日の記事では女性がパートとして食品工場で働く場合の初日をなるべく具体的に書いてみました。もちろんこれはあくまでも一例です。ちなみに、上記の内容は想定としては多少規模の大きめの食品工場をイメージして書きました。

小さな、それこそ10人程度の家族的な食品工場だとまた違ってくると思います。

本日の記事を読んで少しでも食品工場での初日の不安が小さくなれば幸いです。

ABOUT ME
サカイ
24歳からコンビニ系の食品工場で6年程パート勤務。その後、転職し冷凍食品系食品工場で正社員として働いています。食品工場で実際に働くリアルなキモチを執筆しています。 サカイのツイッターはこちら

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