食品工場のすべて

【早番は良いことだらけ?】食品工場における早番について。メリットとデメリットを紹介

こんにちは。食品工場従事者のサカイです。

本日は「食品工場における早番」について詳しく書きます。

食品工場での仕事内容は以下の3つに分けることが出来ます。

  • 調理部門
  • ライン部門
  • 仕分け・箱詰め部門

調理部門で製造した製品を、ライン部門で盛り付けやトッピングをし、箱詰めをして出荷します。これが食品工場の大まかな流れです。

ですから、調理部門で製造した製品がなければ、それ以降の作業がはじまりません。

故に、調理部門は必然的に早く出勤して作業に取り掛かる必要があります。

特にチルド製品を扱う食品工場では賞味期限の関係で当日生産・当日出荷となりますので、調理部門は朝の4~5時くらいに出勤しせっせと調理をはじめます。

というわけで、本日の記事では食品工場で実際に早番として働いたサカイの実体験を基に

食品工場における早番のメリットとデメリット

を食品工場従事歴15年のサカイが解説します。

食品工場の早番のメリット

早く帰れるぞ

朝4時出勤の早番の場合、9時間労働であれば定時は13時です。13時と言えば一般的な会社員であれば、昼休みが終わり、これから午後の仕事です。まだまだ、定時まで先は長いです。

しかし、朝4時出勤であれば、昼の13時で退社できるのです。
当然ですが、13時であれば、外は明るいです。まだみんなが仕事をしている時間帯に自分はもう自由の身であるという優越感を味わえます。

帰宅してから出掛けることが十分可能

サカイは早番をしていたころ、仕事が終わってから映画を見に行ったり、中心街までショッピングに出かけたりしていました。

同じ9時間労働でも出勤時間が朝9時の場合、定時は18時です。18時ですともう日が暮れていますし、なかなか出掛ける元気は残っていないですよね。スーパーで夕食の材料を買って帰るくらいなものでしょう。

しかし、定時が13時だとまだまだ余裕で元気が残っています!

退社してからの時間を有意義に使える点は早番のメリットの一つと言えるでしょう。

社長をはじめとした役職者、メンドーな上司が不在

サカイは早番をしていたころは、朝4時に出勤していましたが、社長や部長は8~9時出勤でした。

つまり朝の4時から9時頃までは、誰も上司がいない状態でした。朝の数時間のみですが、上司がいない環境で仕事ができるのはストレスがかなり軽減されました。

仕事のストレスの大半は上司の存在にあります。日本の社会において、上司という存在そのものがパラハラになっているケースが多々あります(慕われる上司も稀にいますが)。

上司がいない時間帯が存在する早番は魅力的です。

ロス食べ放題

チルド製品は賞味期限の設定がシビアなため、基本的に当日生産して余った分は翌日の朝一ですべて廃棄となります。なので、早番はまず前日の在庫を捨てる作業からはじめます。

でも、これって非常にもったいないのです。前日製造した食品は冷蔵庫で保存しているわけですから、品質的には何の問題もないのです。ただ、ルールですから、すべてゴミ袋にどんどん入れて廃棄します。

サカイはコンビニ弁当を製造する食品工場で早番をしていたので、廃棄する食品はバラエティに富んでいました。

  • 唐揚げ
  • ハンバーグ
  • スパゲティ
  • ウインナー
  • 竜田揚げ
  • コロッケ
  • いなり寿司
  • チャーハン
  • ボロネーゼ
  • 豚汁
  • 各種ボイル野菜
  • ゆで卵

などなど、プチバイキング状態です。

上述したように朝の早い時間帯は上司がいません。…大きな声では言えませんが

…みんなバクバク食べてましたね

中には袋に入れて持って帰る人もいました。

この辺りのルールは各食品工場によって厳格だったり甘かったりしますので一概にメリットとは言い切れないですが、サカイは早番時代、特別倹約していたわけでもないのに一カ月の食費は1万円を切っていました。

配慮してもらえる

出勤時間が朝9時の場合、10分でも遅刻したらきっと注意されるでしょう。社会人ですから当然です。
しかし、早番の場合10分くらい遅刻しても誰からも注意されません。

サカイの経験上早番のメンバーのうちの一人が1時間遅刻しても、他のメンバーが滞りなく作業を進め、ライン作業に影響が出なければ咎められません。

なぜか?

役職者たちは早番に対して引け目を感じているからです

1時間遅刻したとしても早番の出勤時間が4時であれば早朝の5時には会社に来て働いているわけです。

9時出勤の役職者たちは、いくら部下が1時間遅刻したとはいえ朝の5時に出勤している人に対しては注意しづらいものなのです。

だって、自分はその時間まだ温かい布団の中でグーグー寝ていたわけですから。

サカイ

同じ早番のメンバーからはマジ切れされますけどね

また、早番担当者は残業を免除されることが多いです。
実際のところ、早番だからと言って遅番と比べて疲労感は変わらないのですが、

周囲は

「朝の4時から働いているんだから残業はかわいそー」

と考えるらしく、様々な局面で配慮してもらえます。

周囲からの配慮は早番のメリットです。

食品工場の早番のデメリット

起床時間がエグい

サカイが早番をやっていたころは朝4時出勤だったので、起床時間は3時20分でした。

3時20分に起床した人がまず初めにやることは何だと思いますか?

正解は…

部屋の電気を点けること

そう、まだ夜が明けてないのです。外はまだ暗いのです。だから電気を点けるのです。

  • 就寝前に消灯して寝る。
  • 目覚ましが鳴り起床してまた電気を点ける。

これ、本当に嫌なんです。マジで気が滅入ります。

サカイは朝4時出勤の早番生活を4年程経験しましたが、結局最後まで夜中の3時台に起床するという生活スタイルに慣れませんでした。

毎朝起きる度に「なんで、こんな暗い時間に起きないとダメなんだよ」と舌打ちしていました。

出勤時暗くて、会社帰りも暗い

日が短い冬は午後の16時ごろに日が沈み暗くなります。

就寝前は夜だから当然外は暗くて、朝は外がまだ暗い中出勤して、帰りも暗い

…と。

食品工場は衛生管理上、日光が入らないので作業中も日光を浴びません。

このような生活スタイルだと…ふと思います。

あれ、太陽ってなくなったのかな?

やはり、人間は日光に浴びないと元気が出ません。早番経験者であればこの辛さをきっと理解してくれるでしょう。

早番+残業はきつい

早番は周囲から配慮されると書きましたが、繁忙期で人手が足りなければ容赦なく残業があります。

遅番であれば夜の9時を過ぎてもへっちゃらですが、早番で夜9時を過ぎるとさすがにグロッキーになります。

実は人気の早番

というわけで、食品工場における早番のメリット・デメリットを書きました。

おそらく、これを読んだ多くの皆さんは

早番ってきつそうだなー

と感じたのではないでしょうか?

実際、サカイの周りでも「マジで早番は勘弁して!」という人は多かったです。

しかし、そんな人でも一度早番を実際に経験すると、早番ならではの「うま味」を知り、それ以降はむしろ早番をやりたがっていました。

サカイもシフトの関係で月に1~2回程度、遅番(遅番と言っても朝の8時出勤ですが)を担当していましたが、「この日遅番かぁ、嫌だなー」と嘆いていました。

やはり、昼に退社できることが最も大きなメリットとして挙げられるでしょう。

いくら早朝から働いているとはいえ昼過ぎ頃はまだまだ元気なので、活動の幅がグンと拡がります。

早番は仕事とプライベート両方が充実します。

また、就寝時間は自ずと早くなりますので健康的です。

よく、人間は夜の10時から2時までの時間帯に睡眠をとると成長ホルモンが分泌されて健康になると言いますが、早番だと正にその時間帯に就寝できます。

というわけで、今回の記事では「食品工場における早番」について書きました。
これから食品工場で早番をやる人は今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

食品工場の夜勤についての記事はこちらからどうぞ

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サカイ
24歳からコンビニ系の食品工場で6年程パート勤務。その後、転職し冷凍食品系食品工場で正社員として働いています。食品工場で実際に働くリアルなキモチを執筆しています。 サカイのツイッターはこちら

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